株式投資に関する税金

株式投資を始める時にどうしもて気になることは税金です。
株式投資にはどのような税金がかかるのかを把握して投資をしないと、自分の思ってる金額よりも利益が少なくなってしまいます。
今回は株式投資における税金がテーマになります。

株式投資における利益とは

そもそも株式投資における利益とは何でしょうか?株式投資には様々な費用がかかります。単純に株の売買で生まれた利益に課税されるワケではなく、その利益から掛かった費用(取得価額)を差し引いた金額が、課税される「利益」になります。
利益=売却価格−取得価額

現物取引と信用取引

まずは取引形態の違いからご説明します。株取引をする時には証券会社を通じて取引をします。例えば、A証券会社に口座を開設し100万円預け入れたと仮定した場合、その100万円をそのまま使用して取引をすることを現物取引と言います。そして、その100万円を元手に約3倍※の取引きが出来る(証券会社からお金を借りて取引をする)信用取引。取引形態はこれら2つに分かれます。
※証券会社によって異なります。

手数料

まず株取引は証券会社を通じて株の売買を行います。その売買をした手数料を証券会社に支払う必要があります。手数料は証券会社によって異なりますが、例えばSBIネット証券で現物取引をした場合の手数料は下表の通りです。つまり、50万円の株を売買した場合には50万円の約定代金が2回なので、税込み293円×2回で586円の手数料がかかると言う事です。
※SBI証券HP

金利

信用取引をする際には自分のお金を元手に証券会社からお金を借りるので金利がかかってきます。仮に金利を年利2%とした時に、50万円で買った株を60日後に50万円で売却したとします。その時は50万円×2%÷365日×60日という計算になり、約1,643円の金利がかかります。
これらの手数料や金利などを差し引いた利益に税金がかかってきます。

株式投資に関する税金

株取引に掛かる税金の税率は下表の通りです。
所得税と復興特別税、住民税と合わせて20.315%が課税されます。
所得税のように累進課税制度ではなく、いくら利益が増えようが同じ税率になります。
では、実際にいくらの税金が掛かるのか、上述した手数料と金利を含めてシミュエーションをしてみましょう。
例えば、株を300万円分信用取引で購入し、90日後に350万円で売却(表面上は50万円の利益)出来たとします。その時にかかる手数料は約定代金300万円と350万円ですので、上記の表の手数料(SBI証券)であれば税込み994円×2回で1,988円になります。金利は300万円×2%÷365日×90日で14,794円かかります。
つまり、50万円(表面上の利益)-1,988円(手数料)-14,794円(金利)=483,218円が課税される利益になります。これに税率20.315%を掛けた98,165円がこの取引における税金になります。
確定申告する際には年間の利益に対しての税額ですので、その他の株取引の利益(または損失)も合算して利益を確定し、その利益に対して税率を掛け税額を求めます。
※安藤証券HP

※2016年4月執筆
※記載の税率や仕組み・制度は時期によって変わる可能性があります。