海外製のSIMフリースマホを買うときに気をつけたい日本のキャリアの周波数(バンド)

日本のキャリアの周波数帯(バンド)

SIMフリースマホを選ぶ上で重要になるのが電波の種類です。

ドコモ系MVNOの場合、端末が3G(W-CDMA)やLTEに対応している必要があります。そして3GとLTEの周波数帯(バンド)は国や地域、キャリアによって異なるので、ドコモのバンドにどれだけ端末が対応しているかを確認しておく必要があります。

例えばLTEの1.5GHz帯(バンド21)は日本独自の周波数帯ということもあり、ドコモ端末以外では対応機種がほとんどありません。

では、対応バンドが少ないとどんなデメリットがあるのか?まず、2.1GHz帯のLTEと3Gに対応していれば、都市部で圏外になることは、まずありません。

ただし、ドコモは都市部では複数のバンドを組み合わせて混雑時のトラフィックをさばいているので、端末が1.5GHz帯と1.7GHz帯に対応していないと、混雑時に通信速度が遅くなる場合があります。

LTEと3Gともに800MHz帯に対応していない機種は山間部で圏外になりやすくなります。ドコモは、3Gの800MHz帯では「FOMAプラスエリア」として、山間部など電波の届きにくい場所で提供しており、ドコモの エリアマップを見ると、LTEと3Gともに800MHzしか対応していない場所もあります。

そういった場所で非対応のスマホを使うと、圏外になって通話すらできなくなってしまいます。

以下、2015年1月24日開催の「IIJmio meeting 6」で使用された表です。

バンド 周波数 docomo au UQ SoftBank Y!mobile WCP
Band 1 2.1GHz W-CDMA
LTE
(CDMA2000)
LTE
W-CDMA
LTE
Band 3 1.8GHz LTE LTE
Band 6 800MHz W-CDMA
Band 8 900MHz W-CDMA
LTE
Band 9 1.7GHz W-CDMA
Band 11 1.5GHz LTE W-CDMA
Band 18 800MHz (CDMA2000)
LTE
Band 19 ※1 800MHz W-CDMA
LTE
Band 21 1.5GHz LTE
Band 26 ※2 800MHz LTE
Band 28 ※3 700MHz LTE LTE
Band 41 800MHz TD-
LTE
TD-
LTE

「W-CDMA」「CDMA2000」は電話回線として使用されている3G回線です。
「LTE」はLTEデータ通信と、VoLTEでの通話の回線です。
つまり、docomoを例にすると、Band1, 6, 19 が3G電話回線、Band1, 3, 19, 21, 28 がLTEデータ通信&VoLTE通話の回線となります。
SIMフリー端末では、その端末がどのBandに対応しているかで、通話や通信の繋がりやすさが変わってきます。

(最終更新日 2015年7月)