【書評】20歳の自分に受けさせたい文章講義

『話せるのに書けない』のはなぜか?を考えたことはありますか?

本日は、講談社出版で古賀文建著『20歳の自分に受けさせたい文章講義』を本要約していきます。

著者は、30歳からフリーライターとして活動し、現在までにビジネス書や教養書を100冊以上担当している超大御所ライターです。

これまでにシリーズ累計500万部を突破した『嫌われる勇気』をはじめとする大ヒット作を手がけています。

そしてそんな著者が単著としてのデビュー作として出したのがこの『20歳の自分に受けさせたい文章講義』です。

この書籍には書くという行為についての有益な情報が盛りだくさんです。

今書く仕事をしているライターやブロガーだけでなく、接客業や事務作業・モテたい人なんかにもおすすめの書籍になります。

紙で文字を書くこと自体はどんどんなくなっていますが、メールやライン・SNSでは日々文章が飛び交っています。

これからどんどん書ける技術のないひとは、生き残っていけない社会になっていきます。

ぜひこの放送をしっかりと聴き逃さないでくださいね。

最初に申し上げた『話せるのに書けない』という感情を抱いた経験は、誰もがあるのではないでしょうか?

・文章を書こうとしていざペンを手に取ると思ったように進まない

・言葉は思いつくのに文章にできない

筆者はこの思いつくのに書けない衝動が起こるということは『まだ考えがまとまっていない状態である』と言います。

つまり、わかった気・思いついた気になっているだけで実際には何もわかっていない状況なわけです。

本当にあなたが理解しているのならば、目の前のノートにすらすらと文章化できるわけです。

と、いうことは「考えること」というのはイコール「書くこと」なのです。

では、なぜ「書くこと」が苦手な人が多いのでしょうか?それは学校教育にあると著者はいいます。

今まで書く授業というのは「作文」や「読書感想文」程度のものではなかったでしょうか?

特に書くことに関しては詳しく教えられず、

・見出しを描こう!

・段落ごとに1マスあけよう

程度の指導ではではなかったでしょうか?

つまり私たちは「考えて書く」ということを教えられたというよりも「先生に褒められる様に書く」ということを教えられてきた様に感じられます。

筆者も同様に本書で述べられています。

また、個人的には、読書感想文や読解問題での「筆者の思い」や「伝えたいこと」に関して感じたことを書き、テスト等で評価をされることを、不思議に感じていました。

感じ方や伝え方は人それぞれなのだから、それがテストになり点数を付けられることって不思議ではありませんでしたか?

このように、『先生の正解を探して書くこと』と『自分なりに物事を考えて書くこと』は全く異なります。

本書は『あなたなりに考えて書く』ということにフォーカスし、具体的にどのようなことを考えて文章を構成していけばいいのかが書かれているとても有益な書籍になっています。

正直『20代の自分に〜』と題名にありますが、20代じゃない大人向けな例え話も多数上がっており、20代だけでなく30代40代50代と文章を書く行為を行う誰もが読んでしっくりときていただける内容だと思います。

また、本書は読むにはたやすいですが、内容は深く難しいポイントもいくつかあります。根気が必要なのは確かでしょう。

著者の15年掛けて培った独特な視点からの文章講義を体感したい方はぜひ本書を手に取ってお読み頂けますと幸いです。

この本を読み終えた後には『書こう』という気持ちがモリモリと湧いてくるのを実感していただけるかと存じます。