【書評】人望が集まる人の考え方

本日は、累計500万部突破のベストセラー作家レス・ギブリン氏著・ディスカヴァー・トゥエンディワンから出版されている「人望が集まる人の考え方」を本要約していきます。

著者はアメリカの心理カウンセラーであり、人間関係のエキスパートとして知られています。

本書の原著は1956年に発売されてから半世紀、不朽の名著として世界各国ロングセラーとなっています。

そんな心理カウンセラーで作家の著者は「人間関係の極意とは、お互いの自尊心を満たすようなやり方で相手と関わることだ。」といっています。

つまり人間関係において、相手へ媚を売ったり、相手の言うことを聞くことではなく、相手の自尊心を満たすコミュニケーションを取ることが人に好かれる方法としては、最適というわけです。

簡単にいうのなら「相手の気持ちを考えて」コミュニケーションをとるということでしょうか。

この書籍は営業マンにはもちろんのこと、どの年代の人でも「人間」と関わる人には絶対に読んで欲しい内容になっています。

ここではすべての有益な方法は、時間の都合上お話しできませんから、特に大切だと感じたポイントを2つお話していきます。

1つ目のポイントは「人間の失敗・悩みは9割が人間関係であるということ」です。

人間の悩みや失敗のほとんどが人間関係なのだとしたら、人間関係を解決することができれば、幸福をより感じられるようになることは容易に想像できます。

例えばあなたの悩みを思い浮かべてください。

  • 仕事ができない…これも他人と比べて仕事ができないに過ぎないです。
  • 友人がいない…これは考える間もなく人間関係の悩みです。
  • 顔がブサイク…これも他人と比べなければ悩みにはならないです。

つまりほとんどの悩みは「人間関係」によるものだと言えそうです。

本書ではこの「人間関係」をよりよくするために、人間の行動科学や心理学を利用して、コミュニケーションする方法を惜しみなく公開しています。

2つ目のポイントではその中の1つをご紹介していきます。

2つ目のポイントは「第一印象でほとんどが決まるということ」です。

人は第一印象を塗り替えるのは困難です。

あなたも経験があるのではないでしょうか?

  • 友達の彼氏が1度しかあっていないけどあまり好きじゃない
  • 子どもの友達がすごくいい子らしいが、はじめてみたときの見た目から素行が悪そうに見える

このように第一印象で「NG」が出てしまうとなかなか「OK」に戻すのは難しいのです。

そして、他人は大体自分のことを「自己評価」の通りに受け取られます。

つまり、自分を「ブス」だと思っていたら「ブス」、「かわいい」と思っていたら「かわいい」と相手に思われるということです。

具体的に説明すると「ブス」と自分を思っていると「かわいくしよう」とニコニコ笑ったり、自信をもっておしゃれしたりはできません。

このような自信のない姿、素振りにより「この人は…あんまりかも」という自己評価のままの自分を受け取られてしまうわけです。

本当にこれでいいのでしょうか?

常に前向きである必要はありません。

しかしこの大切な人間関係、しかもそれを構築するうえで一番重要な「第一印象」の場面で力を出すためには「自己肯定感の高さ」が必須なわけです。

あなたは自己肯定感が高いですか?それとも低いですか?

人望を集めたい、つまり人から好かれたいのならば、まずは自分で自分を好きになるところからはじめましょう。

これで、あなたも人望の集まる人間です!

本書は、このように実践しやすくわかりやすい「人間関係のコツ」が盛りだくさんになっています。

人間関係に悩んでいる人だけでなく、仕事で人をまとめる立場にある人、他人との関わりが強い仕事である人、など様々な人に参考になる1冊です。

ぜひ手に取って読んで頂けますと幸いです。